STEP.1 相談・質問・面談

 
(1) 建築相談
 
相談・質問・面談は無料です。
まずは、お知り合いになりましょう。
新築、増改築、リフォーム等、建築について等々、様々な希望や条件をお話しください。
色々な可能性を検討する場であり、あなたと私たちがお互いを知り合う大切な機会です。
 
(2)設計の依頼
 
電話又はEメールでお問い合わせいただき、お会いする日程を決めます。
まずは初対面です。
(もちろん、簡単な建築相談の時にお会いする場合もあります。)
色々なことを話しましょう。
趣味や、家族のこと、今の家のこと、夢、将来像、これだけは譲れないこと等々、どんなことでもかまいません。
あなたの住宅への思いを余すことなく話し合えればと思います。
また、少なからずこちらの思いも伝えることが出来ればと考えています。

STEP.2 プレゼンテーション

 
■設計依頼をご検討の場合  申込金:5~10万円
■申込金はプレゼンテーション・関係法令調査料としてご負担いただきます。
(この料金は設計監理契約に至った場合は、設計監理料に含ませていただきます。)

(3)要望確認・敷地調査等
 
簡単にあなたのご希望を整理してみてください。
箇条書きでかまいません。
上記を元に具体的な条件・要望を打ち合わせしていきます。
 
【敷地・役所における調査】
 
敷地の調査は重要です。
この時点で役所での関係法令の調査も必要です。
法令関係以外にも、計画敷地の周辺状況、何が見えるか、それは借景になり得るか、計画するにあたって様々な情報を集めます。

(4)ファーストプレゼンテーション
 
打ち合わせと事前調査を元にコンセプトプランを作成しプレゼンテーションを作成します。 
ご提案するプレゼンテーションは複数案の場合も、1案の場合もあります。
この段階ではあくまであなたのイメージする空間と私達のイメージする空間をつなぐ為のたたき台になります。
今後数か月間、打合せと設計を繰り返してより良い案を作成していきます。
この時点での私達の思いと、打ち合わせで提案した案の可能性、アイデアを見て、ARTBOX建築工房がパートナーとして相応しいかどうかを判断してください。
 
■何度か打ち合わせ、設計を行ったうえで、私達と一緒に建築をつくっていくかどうか、設計監理契約をするかどうかを決めていただきます。
 
もしこの時点で、「よし、ARTBOX建築工房に任そう」とご決断して頂いた場合、次のSTEPへ進み、契約内容・業務内容をご説明の上、設計監理契約となります。
もちろん、あなたと私達の思いがかけ離れてしまった場合、お断りしていただいてかまいません。
 
■但し、申込金はプレゼンテーション作成・敷地調査・法令調査実費として、清算させていただきます。

STEP.3 設計監理契約・基本設計・実施設計・工事契約

 
(5)設計監理契約   
 
設計期間は数か月程度必要だと考えています。
あなたと共に満足出来る建物をつくるには短すぎるくらいかもしれません。
もちろんご相談していただければ、徹夜も惜しまず設計致します。
一生に一度あるか無いかの大きな買い物です。
なるべく余裕を持って相談していただきたいと思っています。

(6)基本設計(期間1~3ヶ月)
 
第1案を基本として計画・検討を重ねていきます。
2~3週間に1回程度の割合で打ち合わせを続けていきます。
あなたと多く話すことで、より良い空間になるよう計画案に反映していきます。
・現地再調査(実測・地盤調査は別途)
・基本設計では平面図、立面図、断面図、仕上げ表など、案の大まかな方向を決定します。
・おおまかな建物の構成を決定して、実施設計(詳細設計)に入ります。
 
(7)実施設計(期間2~4ヶ月)
 
実施設計は主に、建築意匠設計・構造設計・設備設計・電気設備設計に分類されます。
あなたとの綿密な打ち合わせを重ね、見積もり、工事に必要な図面を仕上げていきます。
設計を進める中で、使用材料や設備機器類等の選定をします。
実物のサンプル・写真・カタログ・ショールームにて確認します。

(8)各種申請
 
実施設計が固まった段階で、確認申請等の役所の手続きを行います。
(確認申請書類作成料、申請印紙代が別途必要です。)

(9)工事見積もり
 
実施設計が完了すると、工事業者(工務店)を選定し見積もりを依頼します。
当初の図面は家に対する夢を盛り込みすぎてしまうので、業者から上がってきた見積もりは予算をオーバーしてしまう傾向にあります。
しかし、初めから予算重視の計画では、良い建築は出来ないと考えています。
見積もりを作成し、優先順位を検討していただき、譲れないもの、今回は譲れるものを検討していき、さらに仕様の変更などで、工事金額を予算内に納めるように再検討します。

(10)工事契約
 
見積もりにご納得頂いた時点で次のSTEPへ進む為、工事契約をしていただきます。

STEP.4 工事監理

 
(11)工事着工
 
地鎮祭を終えて工事が着工します。
着工すると、週に1回~数回、現場での確認・調整を行いながら監理業務を行って行きます。
(地鎮祭は執り行うのが通例となっていますが、任意です。)
必要に応じて現場にお越しいただいて、打ち合わせ、確認をしていただきます。
常に施工者とあなたと連絡を取りながら工事監理を進めて行くことになります。

(12)工事監理
 
構造、仕上げ、器具など、実施設計図に従って建物がつくられているか、手抜き工事はないかを確認します。
現場打ち合わせにて、更に詳細なデザイン、工法等の検討を行います。
工事中には、施主の希望、設計者の意見、施工者の意見により、設計図書を変更する場合もあります。
それに応じて、速やかに設計図書を追加、変更して、工事が図面通りに出来ているかを確認します。
工事期間は3~6ヶ月程度かかります。
但し、天候不良や途中の変更工事等で工事期間が延びる場合もあります。

(13)工事完了届け
 
・設計事務所検査
各部の材料、仕上げ、設備等を検査し、不具合があれば手直しを指示します。
・役所の検査を受け、検査済み証の発行を受けます。
・全ての検査、手直しの完了後、建築主の引き渡し検査行います。

(14)引き渡し
 
完成建物、使用機器類について、設備機器類等の取扱説明をします。
工事業者より各保証書、業者一覧、竣工図等の書類の引き渡しをします。

(15)引き渡し後
 
世界に一つだけの建物です、住んでみて初めて気がつく不具合もあります。
(扉の滑りが悪い、家具の締まりが悪いなど。)
適切に手直しを指示します。
お引渡しがあなたと私達の本当のご契約だと考えています。
これからも、なんなりとご相談してください。
5年後、10年後が今以上の家族の住まいでありますように。